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ミネラルのお話~鉄編2~意外に当てはまっちゃうかも?鉄欠乏の症状

by in すあしの食卓革命 2019年5月5日

 

こんにちは!オーソモレキュラー認定ONEの Suashi 岡本です😊


ここでは「オーソモレキュラー栄養学」的な物の見方で、自身が学んだ栄養学に関する知識の整理の為にブログをアップしています。私の物の見方も入ります。決して「~は身体に悪い」とか「~を摂取した方が良い」とか制限や決めつけはなく、あくまでも人の身体の構造や体内での化学反応に注目した内容となっています。


ブログを読んでくださった方が、もっとご自身の身体に興味を持ち、何を食べるか、どう食べるか考えるきっかけになれれば嬉しいです😊

 

本日はミネラルのお話~鉄編~の続きです。

 

いわゆる「貧血」の症状までいかないけど、鉄不足=鉄欠乏によって不定愁訴(原因不明の体調不良)や精神機能にも影響を及ぼす場合があります。

 

そもそも身体の中の「鉄」足りてますか?

 

健康診断や人間ドックなどの血液検査項目で「ヘモグロビン、赤血球数、赤血球の容積や濃度、フェリチン(貯蔵鉄)」などの数値で鉄不足かどうか判断される場合が多いと思います。

 

例えば赤血球内の鉄を含み酸素を運搬する働きの「ヘモグロビン」の数値。

基準値内だから大丈夫!って思っていてもオーソモレキュラー的には14g/dl 以上が目標値とされています。

血液検査の基準値は検査機関によって変わりますが、例えば(12.1 ~ 14.5 g/dl )位ではないでしょうか。

一般的な基準値内では鉄は不足している場合があります。

 

特に月経のある女性は通常食べ物から摂取する(1mg/day) の倍(2mg/day) 必要とされています。また、妊娠、授乳期の女性は胎児や乳児への鉄供給の為に需要が増します。

 

体内の酸素運搬の「機能鉄」が不足してくると、「貯蔵鉄」を利用し始めます。

銀行の口座の貯蓄を取り崩すようなイメージですね。

その「貯蔵鉄」も枯渇してくると、全身に酸素が行き渡らなくなり様々な身体の器官に支障が出てきます。

「機能鉄」「貯蔵鉄」のお話は前回の~鉄編~ ご参照ください。

鉄欠乏はどんな症状があるのでしょうか。

 

以下オーソモレキュラーテキストから引用

 

鉄欠乏による不定愁訴

 

1.寝起きが悪い

2.つかれやすい、肩がこりやすい

3.湿疹ができやすい

4.頭痛や頭が重いことがよくある

5.風邪をひきやすい、微熱がある

6.洗髪時、毛が抜けやすい

7.注意力が低下し、イライラしやすい

8.神経過敏

9.歯茎からの出血、身体にあざができる

10.胸が痛む

11.体動時の動悸や息切れ

12.むくみがある

13.爪が変形し、割れやすい

14.食欲不振

15.口角口唇炎、舌が赤くスベスベする

※ 鉄欠乏の自覚症状は慢性の場合は乏しい

 

引用終わり

 

男性でも当てはまる項目が多いのではないでしょうか。

あと特徴的に鉄不足になると氷をガリガリ好んで食べる人が多いといわれています。

 

鉄欠乏予防のために、ヘム鉄とヘモグロビン合成に必要なビタミンB6やビタミンE、銅が含まれた食品やサプリメントを一緒に摂取したり、食材は、やはり牛、豚のレバーは鉄、銅、ビタミンB群も一緒に含まれているので、レバーは意識して摂取していきましょう😊

 


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