タンパク質のお話2 ~ グルタミンとBCAA 編~

こんにちは!オーソモレキュラー認定ONEの Suashi 岡本です😊

ここでは「オーソモレキュラー栄養学」的な物の見方で、自身が学んだ栄養学に関する知識の整理の為にブログをアップしています。私の物の見方も入ります。決して「~は身体に悪い」とか「~を摂取した方が良い」とか制限や決めつけはなく、あくまでも人の身体の構造や体内での化学反応に注目した内容となっています。

ブログを読んでくださった方が、もっとご自身の身体に興味を持ち、何を食べるか、どう食べるか考えるきっかけになれれば嬉しいです😊

 

本日は「タンパク質」のお話~グルタミンとBCAA編~ です。

前回の「タンパク質」のお話~代謝編~の続き、引き続きタンパク質の代謝のお話です。

グルタミンとBCAA(分岐鎖アミノ酸)という言葉はスポーツする方は運動中や運動前後に摂取するスポーツ飲料に入っている成分としてご存知の方も多いと思います。

 

グルタミンもBCAA もアミノ酸の一種です。

 

グルタミンは前回のタンパク質のお話の際に少し説明しましたが、タンパク質を食物で摂取後、体内で消化、吸収後にアミノ酸に分解され、肝臓でAST/ALT 酵素の働きにより、

アミノ酸 => グルタミン酸に変換(アミノ基転移反応と言います)、そして身体の各機能に合わせたアミノ酸に作り替えられます。

そしてグルタミン酸は筋肉に多く貯蔵されています。

 

一方、BCAA (分岐鎖アミノ酸)は必須アミノ酸の種類で「バリン、ロイシン、イソロイシン」を指します。

必須アミノ酸とは、体内で生成できないので食物で摂取する必要があるアミノ酸です。

 

ちなみにスポーツ飲料ではこんな感じで表示されています。

 

 

一般的には激しい運動後の筋肉組織回復の為に摂取する方が多いと思います。

 

でもグルタミンとBCAA の栄養素は、特に運動をする人だけに必要な栄養素ではないのです。

 

グルタミン+グリシン+システイン(3つのアミノ酸で合成されるトリペプチド)=グルタチオン

肝臓などで作られたグルタチオンは生体恒常性の維持や体内に蓄積された重金属(鉛、水銀、カドミウム等)の解毒作用があります。

 

グルタミン+ビタミンA=IgA抗体(免疫グロブリンA)

ウイルスを体内入るのを防ぐ役割があります。

グルタミン低下→ IgA後退減 →リンパ球の機能低下 →感染症を起こす

 

グルタミンは小腸の粘膜上皮のエネルギー源となります。(栄養素の吸収機能をあげる)

 

一方BCAA は食物で摂取後、肝臓をバイパスして骨格筋に運ばれアミノ酸として代謝されます。

肝疾患があっても骨格筋内で活発に代謝される特徴があります。肝臓内でのグルタミン生成が落ちている場合はBCAA を摂取してタンパク質代謝を改善させる働きがあります。

 

肝臓の機能が落ちている時は、腸の機能も落ちている場合があります。

腸のトラブルがある時はグルタミンで腸の粘膜を保護して、アミノ酸の供給源としてBCAAを選ぶと良いそうです。肝臓の機能に影響されません。

 

グルタミンとBCAA 摂取ですが、十分にタンパク質を取っていればサプリメントで補充する必要はないかと思います。

タンパク質も大豆たんぱくではメチオニン(必須アミノ酸)が少ないので、レバーや肉等の動物性タンパク質も十分にとるようにしてください。

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