ミネラルのお話~鉄編~

こんにちは!オーソモレキュラー認定ONEの Suashi 岡本です😊

ここでは「オーソモレキュラー栄養学」的な物の見方で、自身が学んだ栄養学に関する知識の整理の為にブログをアップしています。私の物の見方も入ります。決して「~は身体に悪い」とか「~を摂取した方が良い」とか制限や決めつけはなく、あくまでも人の身体の構造や体内での化学反応に注目した内容となっています。

ブログを読んでくださった方が、もっとご自身の身体に興味を持ち、何を食べるか、どう食べるか考えるきっかけになれれば嬉しいです😊

 

最近「栄養素」ブームの到来の兆し??って思うくらい栄養についてのセミナーや栄養学を勉強している人が多い気がします。(私の周りだけ?)

 

最近よく聞く「腸内フローラ」の話から、細胞やミトコンドリア、ホルモンの話も多く、皆病気や不定愁訴を対処的に治療したり、年齢という概念で捉え、諦めたりという発想より、身体の中の分子を最適な状態に整えることが重要と気づき始めているのかもしれません。

 

勉強している方々は自分の将来の為の病気の予防として、健康に自信がある方もより健康に過ごす為や家族や周囲の友人達の不調改善のために学んでいるようです。(私もその一人です。)

 

私はここ最近栄養についてのセミナーを二つほど参加しました。いずれもテーマは「ミネラル」。

 

身体を動かすエネルギーとなる三大栄養素「糖質」「脂質」「タンパク質」の次に重要な栄養素は「ビタミン」と「ミネラル」です。 合わせて五大栄養素と言われています。

 

「ミネラル」は三大栄養素の機能をサポートしたり、細胞の新陳代謝やエネルギー産生、生体機能の調整や維持に関わるとても重要な栄養素です。

 

カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅・・・ここでは全てを列記しませんが、皆さんも聞いたことあると思います。

 

そんな重要な栄養素ですが、意外にないがしろにされがち。。(栄養学の勉強するまでは私もそうでしたが)

 

私の学びの整理も含め、このブログを読んでくださっている皆さんと情報共有したいな~と思い、「ミネラルのお話シリーズ」を時々アップしたいと思います。

 

栄えある(?)第一回目は~鉄編~ です。

 

鉄は生理のある女性だけではなく、男性にも重要な栄養素です。現代日本人全般に不足している栄養素の一つと言われています。

 

正直「鉄」の話だけでもとても膨大な量になってしまいますので、「鉄」も何回かに分けてアップします。

 

まずは鉄の機能についてお話します。

 

以下オーソモレキュラーテキストから引用

成人の体内には3~4gの鉄が存在している。そのうちの約65~70%は「機能鉄」と呼ばれる。

これは、赤血球のヘモグロビンの成分(ヘム鉄)として取り込まれ、酸素と結合して全身に酸素を運ぶ役割を担っている。また、約30%は「貯蔵鉄」として、肝臓、骨髄、脾臓などに蓄えられ、機能鉄の不足時に利用される。

さらに残りの数パーセントは「運搬鉄」として筋肉の成分と結合し、酸素の運搬・貯蔵や代謝反応に関与している。

引用終わり

 

鉄を食べ物で体内に摂取する場合は「ヘム鉄(動物性の鉄)」と「非ヘム鉄(植物性の鉄)」の2種類があります。

例えば、レバーや赤身肉で摂取できるのは ヘム鉄、ひじきやプルーンで摂取できるのは 非ヘム鉄 です。

 

ヘム鉄と非ヘム鉄は同じ鉄でもどう違うのでしょうか?

 

まずはヘム鉄と非ヘム鉄は分子構造が違います。 

 

ヘム鉄 =  Fe²⁺(二価の鉄)

非ヘム鉄 = Fe³⁺(三価の鉄)

 

人の身体も動物と同じですのでFe²⁺(二価の鉄)のミネラルが吸収しやすいようにできています。

ヘム鉄が体内に吸収される割合が10~30%に対し、非ヘム鉄は2~5%しか吸収されません。

 

そしてヘム鉄と非ヘム鉄の体内への吸収される過程が異なります。

植物性由来の非ヘム鉄は胃酸やビタミンCによってFe³⁺(三価)⇒Fe²⁺(二価) 

に変換されないと体内に吸収されません。

Fe²⁺(二価)に変換された非ヘム鉄は「DMT-1」というミネラルを輸送するトランスポーターを通して小腸の上皮粘膜に蓄えられます。

吸収率がヘム鉄に比べて悪いうえ、胃酸の分泌も必要になる為、胃への負担が大きいのがデメリットです。

 

一方動物性由来のヘム鉄はFe³⁺⇒Fe²⁺ への還元は必要なく、こちらは「ヘムキャリアプロテイン」を介して小腸に吸収されます。

 

Fe³⁺(三価)⇒Fe²⁺(二価) に還元を助けるビタミンCですが、体内にFe²⁺(二価)の鉄の吸収を促進する機能もあります。

 

動物性由来のヘム鉄の方が吸収の効率はいいですが、

動物性、植物性にこだわらず野菜や果物(柑橘類)などのビタミンCを含んだ食品と一緒に食べていただくのがよろしいかと思います。

 

では、今日はこの辺で。

次回は「意外に当てはまっちゃうかも?鉄欠乏の症状」(仮題)

 

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